190E - バッテリー交換

[H O M E]


電気の要、バッテリーの交換です

現在使用しているバッテリーは、使用を始めてから、約4年半が経っています。
長期間使っているほうだとは思いますが、まだ使えそうな感触もあります。

ぎりぎり使えるまで使いたい・・・ というのが人情ですが、大事を取って交換することにしました。




ボンネットを開けて、ターミナルを外したところです。

ターミナルは アース側(マイナス側・黒色)から外します。(画像では、向かって右側の方です)

画像では少し見にくいですが
丸で囲まれた部分のナットと固定板を外し、バッテリーを取り外せる状態にします


バッテリーは、意外と重量があるものです。
その上、ボンネットの"へり"が邪魔になって、真っ直ぐ上には抜けません。

取り外すときは、"気持ち" と "腰" に、少しだけ "気合" を入れてかかりましょう。



えいやっ! …と、バッテリーを持ち上げて、外しました。

よくみると、受け皿に錆が浮いています。

・・・どうしようか?



なんとなーく、 "受け皿" を取り外してしまいました。

私は、
 ついつい、外してしまう。
 なんとなく、分解してしまう。
 きれいになるまで、清掃してしまう。
 顔が映りこむまで、研磨してしまう。
 勢いで、塗装してしまう。

という、5つの悪い病気をもっています。

この病気のおかげで、簡単に終わるはずの整備が、いつも、なかなか終わりません。
まことに困ったことではありますが、今回も、病気が出てしまいました。



"受け皿" を、清掃・錆取り・塗装した後に、取り付けたところです

薄く浮いている錆であれば、錆取りも簡単なのですが、錆が鋼板を腐食している部分もあり、真鍮ブラシを使ってゴシゴシするはめになりました。

作業前と作業後の画像しか掲載していないために、やたらと簡単に見えますが
実際は、結構時間がかかっています。



取り外した 旧バッテリーと、これから取り付ける新バッテリーです。

『旧』はGSバッテリー製、品番56219です。(左前)
『新』はBrite Star製、品番SMF56220です。(右奥)

『旧』に比べて、『新』バッテリーの良いところは
● メンテナンス不要(補充電は除く)
● 充電状態がわかるインジケーター付き
● 取っ手がついているので、移動、取付、取り外しがやりやすい
● 比較的高性能
・・・というところでしょうか



「よっこらしょっと!」 …と、バッテリーを入れ込み
固定板と、ターミナルを取り付けて、作業終了です。

ターミナルの接続は、ホット側(プラス・赤色)からです。

新しいバッテリーは取っ手が付いているので、脱着が楽ですね。


最後に、メーター内の時計を合わせておきましょう。
(作業時間の分だけ遅れているはずです)



 [ ワンポイント ]

今回は、"Brite Star"製の 型番"SMF562-20" というバッテリーを使用しています。
SMFということで、密閉・メンテナンスフリー型のバッテリーです。


一般的な補水が必要なタイプと異なり、電解液の液面確認や、液補充を行う必要がありません。
今までは、重いバッテリーを脱着するのが面倒で、ついつい液面確認をサボったりしていましたが、これからはサボり放題です。

実売価格で比較すると、SMFの方が3〜4000円ほど高いのですが、メンテナンスフリーというだけでなく高性能でもありますので、どちらかといえばこのようなMFバッテリーがオススメです。

◇ 190E に適合する、バッテリー

◇ W124 に適合する、バッテリー



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