外装パーツの塗装

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外装パーツの塗装

190Eの車両側面の、下方を覆っている樹脂製パーツ。
それは、サッコプレートと呼ばれています。

今回は、このサッププレートをDIY塗装しました

この外装パーツは、紫外線による経年劣化に伴いプラスチック感が出てきますので、塗装することによって今風にドレスアップしたいとおもいます。

[ お 詫 び ]
申し訳ないのですが、塗装前の画像がありません。
塗装後の画像のみとなります、スイマセン。



塗装後の画像です。
(クリックすると拡大画像になります。)

光の加減もありますが、映り込みが過ぎますね。(これでは色がよく判りません)

DIY塗装でも、丁寧にやれば、ここまできれいに仕上げることができます
実際には、丁寧にやったというよりも、何度も失敗したけれども、納得のいくまでやり直した、という感じです。

外装パーツではありますが、車体から取り外せるパネル状のパーツですので、部屋に持ち込んで、大型プラモデルを塗るつもりで、塗装と修正、コンパウンドでの磨き上げを繰り返して仕上げました。

この時は、HOLTSのMINI MIXと二液性ウレタンクリアスプレーを使用しています。

MINI MIXというのは、自動車用品店などで、車種とカラーコードから塗料を計量して混ぜ、純正と同色の塗料を、その場で作ってスプレー缶に詰めてくれるという "あれ" です。
(とはいっても、模型用のエアブラシで塗るつもりだったので、塗料をスプレー缶ではなく、持参の塗料缶に入れてもらいました)

MINI MIXは、手軽に純正色が入手できるところが良いのですが、ウレタン塗料ではないため、"ウレタン塗装の深い艶" を出したい場合には今ひとつです
(おそらくラッカー系塗料だと思います)

とはいえ、ラッカー系塗料でも、上にウレタンクリアを吹いてしまえば、画像のように、みごとなウレタンの艶が乗ってくれます。
おかげで純正塗装に匹敵する艶を得ることができました。


【 ウレタンクリアについて 】

クリア色(無色)のウレタン塗料のことです。
この時は、手軽に使用できることを重視し、スプレー缶に入っている物を使用しました。
スプレー缶入りとはいえ、二液性なので、溶剤が揮発して固まるのではなく、科学反応で固まるタイプです。

硬化剤を混ぜる作業をした後は、使った分も、使わずに缶に残った分も、同様に固まってしまいます。
一回使い切りの、ちょっと贅沢な缶スプレーではありますが、硬化剤の分量を計算し、重量を測って混ぜたりせずに、お手軽にウレタンの艶を出せるという価値は、エアブラシやコンプレッサーなどの塗装用具を持っていない人にとっては大きなものがあります。

ところで、この缶入りのウレタンクリアスプレーですが、あまり使われない製品のようです。
プロは必ずエアブラシを使いますし、普通のDIYではウレタンクリアスプレーを使う人が少ないようで、なかなか店頭に置いていません。入手にかなり苦労しました。

塗料屋、自動車用品店、模型屋、ホームセンター等を廻りましたが見当たらず、結局ネット通販で購入しました。
後に、近所のマニアックな品揃えのホームセンターで売っているのを目にしたことがありますが、品揃えが豊富なお店でないと、店頭では、なかなかお目にかかれない品のようです。



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