タイロッド交換

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タイロッドの交換
 [ 症 状 ]
ハンドルを切ると、異音がでるようになりました。
切り始めに、"ゴッ"、とか "グッ" とかいう感じの音が出ます。

タイロッドエンドのゴムブーツが破れかかっていたのは知っていましたが、どうやらタイロッドエンド内部のボールジョイントに"ガタ"がきてしまったようです。

 [ 注 ]
タイロッドというのは、ハンドルの動きを前輪に伝えるロッド(棒)のことです。
タイヤの向きを変える力を伝達しながらも、サスペンションの動きを妨げないように、ロッドの両端にボールジョイントが付いています。


これは交換前のタイロッド(エンド)です。
ブーツ部分が破れています。

このままの状態では、中のグリスが流出し、ボールジョイントが駄目になってしまいます
(既に、駄目になっていますが・・・)

画像は、タイヤを外した状態で、タイヤハウスの中を斜め上から撮影しています。
左に移っているのは、ブレーキキャリパーです。



タイロッドエンドリフターを使用して、ボールジョイントの圧入部分を外します

タイロッドエンドのロックナットを緩めた後に、リフターのボルトを徐々に締め付けていくと
圧入部が、 "バギン!" と音をたてて外れます。

少し緊張する作業ですが、怪我をしないよう慎重に作業しましょう。



タイロッドは、タイロッドエンドをロッド内にねじ込むことによって、長さを調整できるようになっています。

新品のタイロッドは、必ず古いタイロッドと同じ長さに調節した後に、取り付けます。
これを怠るとホイールアライメントが狂ってしまいます。)

取り付けは、回り止めの六角レンチを掛けた状態で、ロックナットを締めこんでいくと、徐々に圧入されるようになっています。

取り外しのときと異なり、特殊な工具は必要ありません。
厳密を期する方は、作業完了後にホイールアライメントを調整すると良いでしょう。



左右どちらかのタイロッドだけが不良となった場合でも、左右のタイロッドとセンターロッドをセットで交換する方が良いです。
左右同じように負荷がかかるパーツですので、どちらか一方に不具合が出た場合は、反対側も遅かれ早かれ寿命となります。
セットで交換することで、作業の手間や工賃を節約することが可能です

また、この作業は、タイロッドエンド(ボールジョイントの部分)のみを新品に交換し、古い"ロッド"を使いまわす。 と、いう方法もあります。

この場合、"ロッド"の部品代を節約できますが、その分作業量が増えることになります。

個人的には、タイロッド全体を交換する方が作業が楽なので、こちらの方がお勧めです。

DIYではなくてプロに作業を依頼する場合は、「安く済む方で!」と、お願いしましょう。



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2014年9月12日