通常プラグコードは、手で引き抜くだけで外れるようにできています。
ですが、プラグのガイシ部分とプラグキャップのゴム部分の密着度が高い場合、引き抜く際に「空気」が入りづらいため(真空状態になる)、意外とてこずることがあります。 (シリコンプラグコードにありがちです)
このような場合は、外す方向に真っ直ぐ引き抜こうとするのではなく、「ねじるようにして」はずしてみてください。
ただ単に密着度が高いだけの場合は、ガイシとプラグキャップの隙間から空気の入る余地が生じ、意外と簡単に外れることがあります。
プラグレンチをスパークプラグに装着し、反時計回りに回転させ、スパークプラグを取り外します。
逆方向に無理に回転させると、シリンダーヘッドのネジ溝が傷みますので要注意です。
この部分は、金属の中でも柔らかいアルミ合金製で鋳造されていることが多く、くれぐれも回転させる方向を間違えないことが重要です。
車載工具として設定されているプラグレンチは、そのエンジンに対する専用設計ですので、外観は無骨かもしれませんが、確実にプラグに届くことができます。
一流工具でなければダメだということはありませんので、こだわらない場合はこれで充分です。
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ちなみに、一流工具製のプラグレンチは、独自の「あたり面」設計により、ナットにかかる応力が角の部分に集中しないようになっており、ナットを傷め難いようになっています。
また、車載工具のプラグレンチは、そのほとんどが、プラグ自体をゴムでくわえ込んでホールドする構造であるのに対し、有名メーカー製のプラグレンチは、磁石でホールドするものが多いようです。 接点に導電剤を塗布するので、ゴムホールドタイプは使用しない。 ・・・というのは、ある意味マニアックな選択かもしれませんが、そこまでこだわることができればサンデーメカニックとしては立派かもしれません。 |
取り外したスパークプラグの状態を確認します。
使用後の古いプラグは捨てるだけなので、「再使用可能か」という意味の点検は、必要ありません。
にもかかわらず、点検する意味があるのは、エンジンを分解せずに燃焼の状態を推し量ることができるからです。
厳密な言い方をすれば、プラグの点検というよりは、プラグを利用した「燃焼室の点検、もしくは燃焼状態の確認」と、なります。
基本的にはガイシの部分を目視し、極端に白くないか(焼けすぎ・混合気が薄い)、黒くないか(かぶり・混合気が濃い)を見て、燃焼状態が適正かどうか確認します。
同時に、電極の角の部分が、異常に磨耗していないかどうかも確認します。
プラグ一本一本の状態を確認することも重要ですが、「プラグ毎の焼け具合に大きな差異が無いか」という視点でも確認しましょう。
一本だけ異なる焼け具合のプラグがあるような場合は、その気筒、もしくはその気筒に関連する部品が劣化してたり、異常が発生している場合があります。
外したプラグをごちゃ混ぜにしてしまうと、どの気筒が異常なのかを判断できなくなりますので、確認を終えるまでは、どの気筒に装着されていたプラグなのか、判るようにしておくことも重要です。
新しいスパークプラグをプラグレンチに装填し、プラグホールにねじ込みます。(時計廻りに回します)
指先で優しくねじ溝を合わせることが重要です。
・・・というのが、ねじ溝を傷めにくい装着の仕方です。
(慣れてくると、気を抜いてしまうのか、かえって失敗することがあります。)
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プラグシートがシリンダーヘッドに接触するまでねじ込んだ後は、適正なトルクを掛けて締め付けます。
一般的なスパークプラグの締め付けトルクは25〜30Nm程度のことが多いですが、トルクレンチを持っていなくても、角度法を使用することによって、適正な締め付けトルクを得ることができます。 プラグを交換するのではなく、点検目的で一旦外したプラグを再度装着する場合は、1/12回転程度に留めます。 締め付けすぎには、くれぐれも要注意です。 |
スパークプラグにプラグコードを装着させます。
さほど難しいことはありませんが、しっかり確実に装着しましょう。
コードの取りまわしに無理な「張り」や「ねじれ」がないか、確認したら終了です。