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自己融着テープとは?

最終更新日: 作者:月寅次郎

自己融着テープ

自己癒着テープとは、テープに塗布された糊でくっつくのではなく、テープそのものが、お互いにくっつきあうという、『自己融着性』を持つテープです。
(主にブチルゴムでできています)

一般的なビニルテープの場合、経過劣化でのりが変質し、ベタベタになったり乾いて剥がれてくる場合があります。
(気温や紫外線の影響によって、劣化具合もさまざまです)

外観はビニールテープとよく似ていますが、熱が加わってもトロトロにならないので、高い温度にさらされがちな車内配線の結束には欠かせないテープです。

使用する際は引き伸ばしながら使ってください
伸ばすことによって、融着性が発揮される仕組みになっています。

巻き方のコツ

巻き方のコツですが、テープを引き出すと同時に、伸ばしながら巻いていき、巻き終わり後にカットするのがベストです。

このやり方だと、力が入りやすく、テープをきっちり伸ばせるからです。

先にカットしてから伸ばす時のコツ

形状的にそれが不可能な場合は、テープを先にカットして、カット後に、伸ばしながら巻く方法を取らざるを得ません。

この場合、テープの先端部分は、全く伸びていないことがほとんどです。
『引きしろ』として、指でつまんだ部分は、伸びようがないからです。

ですので、指で掴んでいた部分は、カットして落とします。
でないと、そこから剥がれてくるからです。

テープの中間部分を伸ばすのは難しくないのですが、カットしたテープの先端を伸ばすのは、つまみどころがないので、実質的に無理です。

そのため、テープをカットした後で「伸ばし」を行う場合は、長さ的にある程度余裕を持ってカットを行い、一旦伸ばした後で、さらに端を切断して落とし、きっちり伸びた箇所が巻き終わりの端となるようにして下さい。

これがいい加減だと、伸びていない箇所が巻き終わりの端にくるため、端からベロベロと剥げてきます。

自己融着テープの施工不良は、大抵の場合、引き伸ばしの不足による接着力不足が原因です

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