トルマリンチューンとは、トルマリン鉱石やパウダー、もしくはそれを含有する物を使ったDIYチューニングです。
トルマリン鉱石が発生させるマイナスイオンというものが、「健康に良い・・」ということが、巷で話題となっていた頃、その"トルマリン"を使って、SEV（セブ）というチューニングパーツに代替するものを、自作できないものかと、さまざまな方々が試行錯誤しました。
その結果として、トルマリンチューンが自動車DIYチューニングの一つの手方として、知られるようになってきました。
100円ショップなどで販売している、肩や腰に貼る
「トルマリンパッチ」を、銅テープなどで挟み、吸気系統や燃料系統に装着するという方法が、最も一般的です。
トルマリンリンパウダーを基材（接着剤やシール剤）に混ぜ、銅版や銅箔、銅テープなどに塗布・積層するという、いくぶん本格的な手方もあります。
■ トルマリンチューン の評価
「トルマリンチューン」は、怪しいチューニングパーツの筆頭のような存在ですので、「こんなの効くわけない」 「効果があったら儲けもの」と、思いながら装着する方が多いようです。
そういった
「マイナス方向への思い込み」も手伝ってか、装着後に効果を実感された方の表現には、総じて
「意外に効果的」といった言葉がよく見られます。
「 材料費が安価な割には、体感的な効果が実感できる。 」
「 もともとの材料が、自動車用に開発されたものではない。 」
「 原理・作用が、今ひとつよく判らない。 」
・・と、いったところが「意外性」に繋がっているようです。
手軽にDIYでチューニングを楽しむことができ、費用もさほどかからないことから、「はまってしまう人」も、結構おられます。
レスポンスや加速がよくなった分、楽しくてアクセルを踏み込むようなことをしなければ
珍しく
"ガソリン代で元が取れる" チューニング、・・・かもしれません。
もちろん、「効いているのかいないのか、よく判らない」と、いう評価も、耳にしないではありませんが、施工する量 （施工箇所数、積層の具合） が少なかったり、装着する場所によっては、効果を体感しにくい場合もありますので、このあたりは難しいところです。
試行錯誤を楽しむような気持ちで挑戦することが、コツではないかと思います。
「怪しげで、効果の実感できないパーツ」というのは、枚挙に暇がありませんが、怪しいことは怪しいながらも、効能面においてもそれなりの評価を確立してしまった。という、珍しい例であります。
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2015年4月3日