
画像は、190E (W201)の取扱説明書です。
いろいろと、大切なことが載っていますが
そこには書いていない"
隠し機能"もいくつか存在します。
知っている人には当たり前のことだけれども
知らなかった人には「へえ〜〜」なことです。
あくまでも、"知らなかった方"のために書いていますので、長年乗られている方は、「そんなこと、常識だろ」と、憤慨しないで下さいね。
まずは、
ボンネットを大きく開ける方法です。
普通にボンネットを開けると、45度ぐらいの角度までしか開きません。
ボンネットのダンパーの部分には、くねくねと曲がった半円形の針金がはまっていて、ストッパーの役割を果たしています。
これを少し持ち上げながら、ボンネットをさらに開いてみましょう。
ボンネットが90度まで大きく開いて、整備作業がしやすくなります。
閉め方です。
ヒンジの赤い部分を押すとロックが外れます。
ボンネットを手で支えた状態で行いましょう。
前座席のヘッドレストの取り外し方です
前座席のヘッドレストは、ある程度までは上に動きますが、それ以上引っ張っても外れることはありません。
座席の後ろ側、指差しているところに "
隠しボタン" があります。
この
ボタンを押しながら、さらにヘッドレストを上に持ち上げると、外すことができます。
[補 記]
この隠しボタンは、見事なできばえです。
「ここにボタンがある」と、教えてもらわないかぎり、まず間違いなくわかりません。
ここを押していると、指圧師になった気持ちになります。
さあ、貴方も秘孔を突いてみて下さい。
トランク内照明の消灯方法です
"丸"で囲んでいるのは、トランクの開け閉めを判断するスイッチです。
これをつまんで、下に引っ張ります。
すると、ランプが消えます。
トランクの掃除や、虫干しなど、トランクを長時間開けておきたいときなど、ランプを消しておくとバッテリーに負担を掛けずに済みます。
トランクを閉めるだけで、"消灯状態"がキャンセルされるところも便利です。
(グローブボックスにも同様のスイッチがあります。)
タイヤ装着棒です
車載工具の中に、ネジ溝が切られただけの 「ただの棒」があります。
これはタイヤの装着の際、ホイールとハブのボルト穴を合わせるために使用します。
タイヤ装着前に、ホイールボルトのネジ穴のひとつに、「タイヤ棒」を装着し、その状態のまま、ホイールをハブ面に合わせると、ホイールとハブの、双方のボルト穴が、ぴったり一致します。
これは便利です。 …というよりは、知らずにタイヤを装着しようとすると、かなり、悪戦苦闘するはめになります。
[H O M E]