ケーブルの断面積の単位には
「スケア」と
「ゲージ」とがあり、混同しやすいものです。
スケアは、Sqと表記され、スクエアがなまった呼称で、日本ではよく使用されています。
スクエアという名前が示すとおり、1スケアはおおよそ 1平方ミリの断面積を示します。
ゲージは、アメリカの電線規格であり、AWGと表記され、アメリカンワイヤーゲージというのが正確な呼称です。
あくまでも芯線(導体)の断面積の単位ですので、皮膜の厚みは含んでおらず、ケーブルの太さとは異なるところに注意しなければなりません。
また、
スケアは数値が大きくなるほど大きな断面積を示しますが、ゲージは逆になるところも要注意です。
■ スケアとゲージの対応表
Sq (スケア) | AWG (ゲージ) |
22 Sq | 4 AWG |
8 Sq | 8 AWG |
5 Sq | 10 AWG |
3 Sq | 12 AWG |
2.5 Sq | 13 AWG |
2 Sq | 14 AWG |
1.25 Sq | 16 AWG |
0.75 Sq | 18 AWG |
0.5 Sq | 20 AWG |
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