廃油処理箱の自作(自分で作るオイルパックリ)
廃油処理パックを低費用で自作する方法、そしてその上手な使い方を紹介します。
廃油処理箱の自作(自分で作るオイルパックリ)
エーモン
ポイパック
4.5L
上の画像は、わたしが自作した廃油処理パックです。
紙のゴミが主な内容物です。
廃油処理パックをローコストで作る場合は、廃棄物(ゴミ)のみで作ると、ほぼ無料で作ることができます。
主な素材は、新聞紙やダンボール、(使用済みの)キッチンタオルやティッシュ、コーヒーフィルターなどです。
布類も使用可能です。あまりサイズの大きいものや、油を吸い込みにくそうな素材は、小さく切ったりちぎったりしておくと良いでしょう。
いちいち紙ゴミを貯めるのは面倒だという場合は、キッチンタオルやトイレットペーパーを入れ込んでも良いですが、下手をすると市販の廃油処理パックよりも高くつく場合もありますので気をつけましょう。
ページ左側にエーモン製ポイパックの広告を表示していますが、価格を見ると4.5L用が500円少々の値段で販売されています(2022年10月時)
他にも2.5L用と6.5L用のラインナップがあります。実売価格は変動しますので、今現在の価格は販売サイトにてご確認下さい。(価格が出ない場合は広告ブロッカーをOFFにすると表示されます)
エコオイル
チェンジャー
オイルが垂れる位置に、自作オイルパックリを置きます。
今回は自作オイル処理袋を複数個使ってオイル処理していますが、このような場合に
エコオイルチェンジャーは非常に便利です。
(左の画像の商品です。実売価格が表示されない場合は広告ブロッカーをOFFにしてみてください)
なにしろコックを閉じるだけで、オイルの排出を簡単に止めることができるのです。
一般的なドレンボルトを外す方法の場合、オイルの排出を途中で止めるのはまず無理です。
(現実的ではありません。できたとしても手がオイルまみれになります)
オイルの排出が止まるまで、待ちます。
カストロール
EDGE
5W-40 4L
自作のオイル処理袋です。レジ袋に紙ゴミを入れただけの、簡単なものです。
油の処理能力は、1袋あたり0.7リットルで計算しています。1袋当たり1リットルまではいけそうですが、かなり余裕を持たせています。
この車両の場合、オイル排出量は4.8リットルですので、7袋用意しました。
なお、紙ゴミを袋いっぱいまで入れると、口を縛るときに余裕が無くなるため、廃油を入れる際は6~7分目くらいの量にとどめています。
オイルを吸い込んだ状態の『
自作オイル処理袋』です。
逆さまにして置いているのは、オイルを全体に行き渡らせて、まんべんなく吸い込ませるためです。
Mobil1
0W-40 4L
自治体指定の可燃ごみ袋の底に、適当な紙を敷きます。(ここ重要です)
(ティッシュの外箱を開いたものや、薄手のダンボールなど、厚めでしっかりした紙がおすすめです。
amazonでの小物配送時に使用される、内側にエアキャップの付いた大判封筒なども良いですが、ある程度の面積をカバーできるよう配慮しましょう。)
ゴミ袋が地面と擦れた際に、外袋が破れても内袋には穴が空かないように、廃油が漏れ出さないように。…という配慮です。
さらに追加で新聞紙等を敷き込み、内袋から油が滲み出た場合に、吸い込ませる余裕を持たせあげると万全です。
※ そもそも一般的なレジ袋は、液体を入れる目的では作られてはいません。
「少しくらい漏れたり、滲んだりするのは当然なのだ」と考えて、それに応じて養生を行うと、あまり周囲を汚さずに作業できます。
TOYOTA純正
0W-20 4L
ゴミ袋(外袋)に『自作オイル処理袋』を3袋だけ入れます。
3袋のみにとどめているのは理由があり…
-
これ以上詰めると重量がかさみ、外袋(自治体指定ゴミ袋)の耐荷重的に不安が出る。
-
あまり詰めすぎると、ゴミ収集車のパッカーに押し込まれたときに、オイルが吹き出す可能性が高くなる。
-
ゴミ収集者の方の腰の負担を考えて。
…という、3つの理由によるものです。
3袋しか入れていませんので、指定ゴミ袋にはまだ入る余裕があります。
残った上のスペースには一般ごみを入れ、普通にゴミ収集に出せばOKです。
ごみの出し方は、近隣住民の方の目に留まるものです。浸み出たオイルがゴミ収集場所の床に溜まったりすると、清掃当番や管理人の方々に悪い印象を与えます。
このような配慮したゴミ出しをしていれば、まず大丈夫だと思います。
ゴミの出し方は、近隣トラブルの元にもなりかねません。「ごみの出し方に人間性が出る」といっても過言ではありません。必要以上に過剰にする必要はありませんが、廃油処理は適切に、配慮して行いましょう。
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エンジンオイル交換はドレンボルトの脱着でやるのが普通ですが、個人的に長年オイルチェンジャー(手動ポンプ)による上抜き法でやってきました。
『上抜き』も楽で良いのですが、吸引ホースを清掃する手間がデメリットで、きれいに拭き取ってから収納しないと、後々残留オイルが垂れてくるのが面倒でした。
「エコオイルチェンジャー」は、そのような手間がかからず、オイル交換作業が非常に楽になります。
(今後はこれで行こうと思います)
シリンダーヘッドのオーバーホール
2000cc4気筒OHVエンジンをオーバーホールしました。
ヘッドを降ろして全パーツを分解清掃、吸気バルブ・排気バルブはカーボンを落として擦り合せを実施。
ポートもカーボン落とし、ガスケットを新しくして組み上げました。
ガッツリ重整備でしたが、エンジン本来の性能が復活したと見えて、低速のレスポンス、高速域の伸びが良くなり、加速が向上しました。(素人でも、時間をかければここまでできるという見本です)
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