インパネ外し(鏡を使ってカプラを楽に外す)
「インパネの取り外し」は、ナビ交換の必須作業です。
爪の位置を記録しておくことも重要ですが、意外に手こずるのがハザードランプのカプラの取り外しです。
カプラの爪が目視確認できる位置にあればよいのですが、この車両の場合、残念ながら見えません。
手探りでは埒が明きませんが、鏡を使えば楽勝です。
(対象車両:スバルXV)

対象車両はスバルXVです。
上の画像の状態からスタートします。
エアコンスイッチのリングを引き抜きます。
養生用にテープを貼っていますが、この車両の場合、無くてもあまり変わらない印象を受けました。

『内装外し』を使って、上方向から外していきます。
(画像には映っていませんが、横方向からも差し込んで、爪を浮かせています)

爪が外れて指が入るようになれば、後は楽ですが、
力任せにやると爪が折れることもあるので、気をつけましょう。
※ 比較的新しい車の場合はそうでもないですが、古い車両の場合は、樹脂が経年劣化によって柔軟性が失われ、少し曲げただけで、パリポリと爪が折れる場合があります。

爪の固定は、おおよそ外れました。
後は、スイッチ類のケーブルを外せば、インパネが外れます。

ハザードスイッチのカプラを下から覗いてみたところです。
この接続ソケットは、外しにくい位置にあります。
下側からは、カプラの『爪』が見えないので、手探りで爪を押すしかありません。
何度も外した経験を元に、爪の位置を指先で探り当てられる人はよいですが、こういう作業が未経験の方にとっては、
そこそこ難易度の高い作業となります。

ここでは、
手鏡を利用して外しました。
ピンク色の内装外しの先端で示しているのが、
接続カプラの爪です。
使っているのは、どこでも売っているような家庭用の手鏡ですが、
専用品の方が使い勝手が優れており、おすすめです。
正直言うと、
シンワ測定のライト付き点検鏡を使いたいところです。

もう少し寄ってみましょう。
上の画像で使っている
『内装外し』は、KTCのハンディリムーバーセットです。
5種類の形状がありますが、先端の細いタイプを使って爪を押し込むことで、一発で外す事ができました。
(幅広タイプですと、爪を押し込むことができません)
●
KTC ハンディリムーバーセット

ハザードスイッチ用のカプラ(接続ソケット)が外れ、ケーブルを抜くことができました。
ハザードスイッチの接続ケーブルが外れると、インパネ上側がフリーになるため、ぐっと作業がしやすくなります。
エアコン用カプラは視認できるようになりますし、手を入れるスペースも余裕ができます。
多数のケーブルがつながっているのが、エアコン操作スイッチ用の接続ソケットです。
上側に見えている
爪を押して、ソケットを引き抜けば、ケーブルを外すことができます。

エアコンケーブルを外せば、インパネが外れます。
これで、
インパネの取り外しは完了です。

取り外したインパネです。
なお、インパネの左側に置いてあるのは、
ステンレス製の角バットです。
元々は調理用として販売されているものですが、車内でパーツの脱着をする際に、非常に役に立ちます。
(というより、無いと困ります)
使用予定の工具を、バットに乗せて車内に持ち込んだり、取り外したパーツやボルトなどを、バットの中に置くようにしています。
シートの上に直接置くと、シートが汚れますし、紛失の危険も高くなります。バットの上に置いておけば安心できますし、撤収時もバットを持って出るだけで、非常に楽です)
ステンレス製の角バットは、車いじり以外にもさまざまな用途に使えますので、汎用性が高く、DIY整備をするのであれば、持っておいて損はありません。
(筆者が実際に使っているのは、下の商品です)
●
大屋金属 クローバー 角バット 18枚取

インパネの裏側は、このようになっています。
インパネを取り外すことで、カーナビの固定ネジにアクセス可能となり、ナビの取り外しが可能となります。
しかしよく見ると、ナビ固定ネジに盗難防止用の特殊ネジ(ロックボルト)が使われていますね。
ロックボルトの取り外しは、
次のページで紹介します。
屋外作業時の蚊取り線香

今回は、夏季の作業でしたので、蚊取り線香が役に立ちました。
●
金鳥 蚊取線香 ミニサイズ
ドアを開けて作業しないと熱中症になりそうですが、開けたままでは車内に蚊が入ってきて集中が削がれます。
四方で蚊取り線香を焚いていると、付近全体から蚊がいなくなりますので、効果絶大です。
今回は、ドアポケットに針金を引っ掛け、蚊取り線香をぶら下げて作業しました。
見えにくいと思いますが、これは針金にくくりつけた線香が、空中に浮いている状態です。
なお、画像には映っていませんが、車両の前と後ろのあたりにも蚊取り線香を置いています。
昔ながらの蚊取り線香の良いところは、複数の場所に多重配置が可能なところです。
電子蚊取り器では、こうはいきません。
複数の場所に蚊取り線香を多重配置すると、風向きが変わっても問題ありませんし、配置したエリア全体が『蚊遣りの結界』となり、蚊が寄ってこなくなりますので、作業に集中できて助かります。
これは、車両から少し離れた場所に設置した蚊取り線香です。
はんだ付けの際に使う電子パーツ保持用のサポートスタンドを使っていますが、脚部が鉄製でどっしりしているため、置いた時にも安定しています。
先端の可動式ピンチに針金を挟んで固定して、蚊取り線香を保持しています。
●
サポートスタンド
横から見るとこんな感じです。
線香の燃えカスは、そのまま地面に落ちるように、可動部を動かして調整しています。
アームは2本ありますので、蚊が多い時は、『ダブル燃焼』にすることも可能です。
屋外作業で使用する蚊取り線香の設置方法は、これまで試行錯誤してきましたが、これが最も安定して使いやすいように思います。
土台の重量があるため、少々強い風が吹いても飛んだり倒れたりする心配がありません。安心して使えます。
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